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今回は「まだ誰かが助けてくれると思っているんだぜ」をテーマに話していきたいと思います。


これはディッキーの言葉です。

ディッキーの気持ちを支えているのはニックィの存在とか友人の存在とかエレを見る恋心とかです。

でもディッキーのことを全てわかってやろうとしたり、全部を受け入れて優しくしてやろう、助けてやろうといった感情のある人はいません。


例えば、ニックィはディッキーが生きる上で一番大事な存在でこの子が居なかったら生きていないわけだけれども、ニックィはどこかでディッキーを利用しながら生きるということをしています。

だからわかろうとする、助けてあげるなんてことはあまり考えていないんじゃないかと思います。


友人たちは知れば助けてくれるかもしれないけれど、殺人鬼である悩みなどはディッキーから打ち明けることはまずないです。

そんなことになれば絶対ディッキーは友人たちの前に現れないように過ごすと思います。

ニックィは了解するでしょう。


エレを見る恋心は本当に一方的なもので、隣でエレがタバコを吸って人々を眺めているのを眺めていれたらそれでいいといったもの。それでディッキーは救われているのだと思うけれど、エレからのレスポンスは一切ないといっても言い過ぎではない状態です。


こんな感じの状況なのでなかなか助けてと言えないのですが、ディッキーはいつか自分たちをぐるぐる巻きにする鎖が切れる時を夢に見ます。

本当に幸せにはなれないかもしれないけれど…


でもディッキーの事を救ってあげたい、わかってあげたい、守ってあげたい人はいます。

エクシです。

彼はディッキーの事がとても好きでストーカーまがいのことをするほどなのですけれどわたしが思うに一番ディッキーに平穏をあげたいのはエクシだと思うのです。

ディッキーの細かい動作で精神状態が悪いだとか、こういう言葉をかけると今のディッキーの気持ちが少し楽になるだとか、ディッキーを悪い状態に追い込むものを全て排除したい考えも持っています。

ディッキーはこれに全然気づいていないのですが、気づくと少し楽になったりするのではないかなあと考えたりします。

気づいてほしいなあ~~

「まだ誰かが助けてくれると思ってるんだぜ」という言葉にエクシは俺が助けてあげたいとちゃんとしっかり思っていると思います。

それをどう行動にするかはまた描くことがあるかもしれません。


今日はこんなところです。

長くてすみません。少し大事な題材だったもので筆が進みました!

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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